さしより宇城市

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知るべし


永尾剱神社

えいのおつるぎじんじゃ

不知火町

海のほとりにたたずむ鳥居。
灯火が織りなす蜃気楼「不知火」の舞台へ。

 潮の満ち引きによってさまざまな表情を見せる、海の中の鳥居。訪れた人をどこか懐かしい気持ちにさせる高台の境内。そして八朔の日(旧暦8月1日)に現れる不知火(しらぬひ)の観望所としても知られる「永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ)」は、神秘的なロマンが詰まった場所です。

 創建は和銅6年(713年)。伝承によると、祭神である海童神(わだつみのかみ)を乗せた巨大なエイがこの地に鎮座したそう。そのエイの尾から由来して土地の名が「永尾(えいのお)」となり、エイの尾の部分が剱の形状をしていることから、別名「剱神社」と言われるようになりました。胃腸病にご利益があるといわれ、各地から参拝客が訪れます。

 不知火とは旧暦8月1日の八朔の日、未明の干潮時に八代海(不知火海)に現れる蜃気楼現象のこと。日本書紀にその逸話が残されており、景行天皇に由来する景勝地として、国の名勝にも指定されています。特定の地形と気象条件のもとに発生する現象のため、条件がそろわなければ見られない貴重なもの。毎年その光景をひと目見ようと、不知火のロマンに魅せられた多くの人々が足を運びます。

ACCESS MAP
INFORMATION

所在地
〒869-3471
宇城市不知火町永尾615

アクセス
■車:
松橋ICから約20分
熊本市から約50分
■バス:
バス停「永尾」から約150m

見どころの時期
鳥居と夕日の撮影:12月中旬頃

お問い合わせ
・不知火の現象について:
 0964-32-1111
 (宇城市文化スポーツ課)
・永尾剱神社について:
 0964-22-1824
 (西岡神宮)


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