大見石畳公園
幻想的な表情が彩りとなる。 美しい気配に出合う、神秘の森へ。
見るべし / 2023.07.07
Highlights
見るべし
みすみにしこう
三角町
平成27年、世界文化遺産に登録された「三角西港」。明治維新後の殖産興業のもと、政府が招いたオランダ人水理工師ローウェンホルスト・ムルドルが設計し、着工から約3年が経った明治20年に完成しました。美しい石積みの埠頭や水路、橋など当時の施設が、貿易港としての役割を終えた後もほぼ原型のまま残されている、日本唯一の湾港史跡。現在は観光客のほか、釣りや散歩を楽しむ人々、たまに顔をのぞかせるスナメリたちでにぎわいを見せています。
花と芝生の奥に佇む、コロニアル様式のホテルの名は「浦島屋(うらしまや)」。こちらは当時熊本に住んでいた文豪・小泉八雲も立ち寄った名所で、現在の建物は、当時の写真をもとに平成5年に復元されたものです。その先には、明治天皇の即位50年を記念して建設された「龍驤館(りゅうじょうかん)」。ここでは三角西港の歴史を学ぶことができます。石積み埠頭の脇にたつ「旧三角海運倉庫」は現在、レストラン「西港明治館」として利用でき、ウッドテラスで美しい海を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのに最適です。
また「旧高田回漕店」も当時の面影を色濃く残す建物のひとつ。回漕店とは船や荷馬車を持ち、貨物などを扱う運送会社・商店のことです。
ムルドルの名にちなんだおみやげ屋さん「ムルドルハウス」には、ここにしかないお菓子や雑貨などがそろい、旅の思い出を持ち帰るのにぴったり。在りし日の面影を感じながら、潮風かおる港をぶらり、旅してみませんか。
アクセス
■車:
松橋ICから約50分
熊本市から約60分
■JR:
三角駅からバスで約5分
「三角西港前」下車
(宇土駅で三角線へ乗り換え終点)
開館時間
24時間
・龍驤館:9:00~17:00
・ムルドルハウス:11:00~17:00
・西港明治館:11:00~18:00(L.O17:00)
・法の館:9:00〜17:00
休館日
・龍驤館:年末年始
・ムルドルハウス:水曜日
・西港明治館:火曜日(火曜日が祝日の場合は水曜日)
・法の館:年末年始
入場料
無料
・公園内:無料
・龍驤館:
大人:200円
小・中学生:100円
幼児:無料
※団体割引あり
駐車場
無料
約80台(大型2台)
お問い合せ
0964-53-1111
(三角支所経済建設課)