不知火町 桂原(かずわら)地区、桂原川を登ってゆくと
上流に桂原窯があります。
静かな山奥にひっそりと佇む焼き物の工房という感じです。
珍しく、焼き物の土台に四本の足の着いた作品です。
粉引き(こひき)の工法とは
赤土で形を形成した後、焼かずに白い粘土(化粧土)を
載せてから約1230°Cで15時間から17時間焼くそうです。
作品は白色を基調として滑らかな表面の作品とざらざらとした
素朴な手触りの作品があります。
平皿から急須、茶碗、ネコ型の小さな箸置きなど数々の作品が置かれていました。
壁に掛けるインテリア用の陶板も最近は作られているそうです。
小川のせせらぎと野鳥の声が聞こえるだけの静寂の世界にしばらく身を
置いていると都会の喧騒を忘れてしまいそうになります。
ご主人から作品の特徴や製作工程などを詳しく教えて頂き
森林浴を楽しみながら山から戻ってまいりました。
不知火町 森の中の焼き物の里 桂原(かずわら)窯
桂原窯(かずわらかま)
住所:宇城市不知火町長崎1229
営業時間:来店時には電話連絡をお願いします。
電話番号:090-1924-6320








